きらく飯|食材も調味料も最初に全部入れて、一気に仕上がる 牛肉・白菜・しいたけのすき焼き

夕方になって、
「何作ろう」が決めきれないまま、
冷蔵庫の前で止まる日があります。

迷っている時間が長いほど、
お腹は空くし、作る気力も少しずつ削られて、
なんだか面倒に感じてしまうこともあります。

だから今日は、
すき焼きみたいに“ちゃんとした味”はほしいけど、
考える工程は増やしたくない日に寄せます。

この料理は、
牛肉・白菜・しいたけと調味料を最初にまとめて入れて、
そのまま火にかける形です。

途中で足したり、
味を見て考え直したりせずに、
最後までその流れで作れます。


材料・調味料|ここだけ見ればOK

■ 食材
・牛肉(薄切り/約250g)
・白菜(約300g)
・しいたけ(4枚)

■ 調味料(最初に全部)
・醤油(大さじ2)
・みりん(大さじ2)
・砂糖(大さじ1)
・酒(大さじ2)
なぜこの3つか(味と栄養の相乗)

・牛肉のコクがあると、
 割下の甘辛が「すき焼きの味」として決まりやすいです。

・白菜は、火が入ると水分と甘みが出て、
 割下を少し薄めながら、味をやさしく広げてくれます。

・しいたけのうま味が入ると、
 牛肉のうま味と重なって、甘辛が単調になりにくいです。
(うま味のイメージ:肉のうま味に、きのこのうま味が重なると、味が広がりやすい)

・栄養の相乗としては、
 牛肉のたんぱく質に、しいたけのビタミンB群が重なることで、
 食べたものが体の中で使われやすい組み合わせになります。
下準備

・白菜:白い芯は4〜5cm幅、葉はざっくり大きめに切る
(芯は火が通りやすい大きさにしておくと安心)

・しいたけ:石づきを落として、2〜3等分に切る
(飾り切りはしないでOK)

・牛肉:長ければ半分に切る
(絡まりにくくなる)
作り方

① フライパンに、白菜(芯→葉)→ しいたけ → 牛肉の順で入れる
(重ねるだけでOK)

② 醤油・みりん・砂糖・酒をすべて加える

③ 中火にかけ、10〜12分ほど加熱する
(途中で3〜4回、底から返して全体を動かす)

④ 牛肉に火が通り、白菜の芯がやわらかくなったら完成

判断の目安
・牛肉が全体的に色が変わっている(赤い部分がない)
・白菜の芯が透けて、箸で折れるくらい
・割下の香りが立っている

栄養の目安(1人分)

■ エネルギー:約650kcal
(1日の目安:約2000kcal)
エネルギーは、体を動かすための土台になるものです。
→ 今日は“ちゃんと食べた”で区切りをつけたい日に置きやすい量です。

■ たんぱく質:約28g
(1日の目安:約60g)
たんぱく質は、筋肉や内臓、肌や髪の材料になる栄養です。
→ 夕方に材料が入ると、回復の土台を作りやすいです。

■ 鉄分:約2.5mg
(1日の目安:約7mg)
鉄分は、体のすみずみへ酸素を運ぶ働きをします。
→ 今日は「なんとなく重い」を引きずりにくくしたい日に、置きやすい栄養です。

■ ビタミンB群:約0.6mg
(1日の目安:約1.4mg)
ビタミンB群は、食べたものをエネルギーに変える手助けをする栄養です。
→ たんぱく質と一緒にあると、体の中で使われやすい栄養です。
※ビタミンB群は複数の成分のまとまりのため、数値は目安として幅が出やすい項目です。

※日本食品標準成分表を参考にした目安値です。
※食材の量や調理条件により、数値は前後します。


最初に甘辛い香りが立って、
牛肉のコクがぐっと来ます。
そこに白菜の甘みと、しいたけのうま味が重なって、すき焼きの輪郭が出る味わいです。

実際に作ってみて、
白菜の芯を大きく切りすぎて、火の通り待ちで少し落ち着かなくなりました。
芯は4〜5cmくらいにしておくと、時間の見通しが立ちやすかったです。

※レシピは「3食材」で成立させた上で、下は“入れてもOK”の追加候補です。

おすすめ追加(余裕があれば)

・しらたき:噛む時間が増えて、満足感が伸びます

・長ねぎ:甘みと香りが足されて、すき焼きっぽさが強くなります

・豆腐:割下を吸って、口当たりがやわらかくなります

今日はこれでいいかな、と思える。
そんな日のごはんとして、そっと置いておきます。


この形のごはん、ほかにもいくつか置いてあります。
同じ流れで作れるものをまとめたので、
気が向いたときにのぞいてみてください。