きらく飯|モロヘイヤと豆腐、梅のしょうが冷製スープ【夏のさっぱりスープ】

今日は暑くて食欲がなく、自分だけなら簡単に済ませてもいいかなと思うくらいでした。

でも、家族のごはんは用意したいし、自分も何も食べないわけにはいきません。

それなら、家族も一緒に食べられて、自分にも食べやすいものにしようと思って、冷たいスープを作ることにしました。

今日はモロヘイヤと豆腐、梅を使ったしょうが冷製スープです。

冷たくてさっぱりしていますが、ただ軽いだけではなく、一杯食べたときにちゃんと満足できるスープを目指します。

モロヘイヤはさっとゆでて細かく刻み、梅としょうがを効かせた白だしに合わせます。最後に豆腐を加えてしっかり冷やせば完成です。

材料・調味料|ここだけ見ればOK(2人分)

■ 食材(3つ)

  • モロヘイヤ:1袋(正味約80g)
  • 絹ごし豆腐:150g
  • 梅干し:2個(種を除いて約20g)

■ 調味料

  • 水:300ml
  • 白だし:大さじ1
  • おろししょうが:小さじ1

下準備

  • モロヘイヤ:葉とやわらかい茎を使い、かたい茎は取り除く
  • 絹ごし豆腐:1.5cm角程度に切る
  • 梅干し:種を取り除き、果肉を包丁で細かくたたく
  • 水、白だし、おろししょうが:混ぜ合わせておく

モロヘイヤは市販されている食用のものを使用します。家庭で栽培したものを使う場合は、成熟した種子やさやを料理に混ぜないよう注意してください。

梅干しと白だしはどちらも商品によって塩分が大きく異なります。今回は梅干しの果肉約20gと白だし大さじ1を基準にしています。

作り方

① 鍋にたっぷりの湯を沸かし、モロヘイヤの葉とやわらかい茎を入れて30〜40秒ほどゆでます。全体が鮮やかな緑色になり、しんなりしたらザルに上げます。

② すぐに冷水に取り、十分に冷めたら水気をしっかり絞ります。包丁で細かく刻み、粘りが出るまでたたきます。

③ ボウルに水300ml、白だし大さじ1、おろししょうが小さじ1、たたいた梅干しを入れ、梅が全体に散るまでよく混ぜます。

④ 刻んだモロヘイヤを加えて混ぜます。スープ全体に少しとろみがついたら豆腐を加え、形を崩しすぎないよう大きく混ぜます。

⑤ ラップをして冷蔵庫へ入れ、1時間以上を目安にしっかり冷やしたら完成です。

  • モロヘイヤはゆですぎるとやわらかくなりすぎるため、しんなりして鮮やかな緑色になったところを引き上げる目安にします。
  • 刻み方が粗いと葉の食感が残り、細かくたたくほど粘りが強くなります。今回は少し葉の食感が残る程度まで細かく刻みます。
  • 豆腐はモロヘイヤとだしを混ぜてから最後に加えると、形を残しやすくなります。
  • 梅干しと白だしの塩分は商品によって差があるため、塩分の強い梅干しや濃縮度の高い白だしを使う場合は、白だしを少なめにしてください。
  • 豆腐を加えたあとは常温に長く置かず、冷蔵庫でしっかり冷やしてください。
  • 作ったものは冷蔵保存し、できるだけその日のうちに食べ切ってください。

作ってみて分かったこと

モロヘイヤは完全にペースト状になるまでたたかなくても、細かく刻んで粘りが出るところまで仕上げれば、スープ全体にほどよいとろみがつきました。

さらさらした冷製スープとは違い、このとろみがあることで口当たりがまとまり、水っぽく感じにくくなります。

豆腐は最初から混ぜ込まず、モロヘイヤとだしを合わせたあとに加える方が形を残しやすく、一口ごとに豆腐のやわらかな食感を感じられました。

梅は白だしと合わせるため、たくさん入れなくても酸味と塩気を感じます。しょうがも加えることで、冷たくしても味がぼやけにくく、モロヘイヤのとろみがあっても重たい印象にはなりませんでした。

冷蔵庫でしっかり冷やす時間は必要ですが、火を使うのはモロヘイヤを短時間ゆでるところだけです。先に作って冷やしておけば、食べるときはそのまま器に盛れます。

栄養の目安(1人分)

● エネルギー
数値:約70kcal/1日の目安:2000kcal(約4%)
働き:体を動かすためのエネルギーになります。暮らし:豆腐を加えることで、野菜だけの冷製スープより食べ応えを出しやすくなります。

● たんぱく質
数値:約5g/1日の目安:60g(約8%)
働き:筋肉や皮膚など、体をつくる材料になります。暮らし:主に豆腐から取り入れられます。

● β-カロテン当量
数値:約4000μg/1人分
働き:体内で必要に応じてビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の健康維持に関わります。暮らし:主にモロヘイヤから取り入れられます。

● カリウム
数値:約350mg/1日の目安:2500mg(約14%)
働き:体内の水分バランスを整える働きを助けます。暮らし:モロヘイヤや豆腐などから取り入れられます。

※栄養値は日本食品標準成分表を参考に、モロヘイヤ80g、絹ごし豆腐150g、梅干し20g、おろししょうが小さじ1を2人分として計算し、白だしは商品によって成分値が異なるため一般的な製品を参考にした目安です。
※モロヘイヤの正味重量、豆腐・梅干し・白だし・しょうがの商品や実際の使用量によって数値は変わります。
※梅干しと白だしは商品による塩分差が大きいため、食塩相当量は使用する商品の栄養成分表示をご確認ください。

代案(追加してもいい食材)

  • みょうがを細切りにして仕上げにのせると、梅としょうがに香りのアクセントを加えられます。
  • 大葉を細切りにして仕上げにのせると、爽やかな香りが加わります。
  • 白ごまを仕上げに加えると、香ばしさと食感を少しプラスできます。

ひと口食べると、梅の酸味としょうがの風味が最初に感じられ、そのあとに白だしのうまみと豆腐のまろやかさが続きます。

モロヘイヤのとろみがスープ全体をまとめているので、冷たい汁物というよりも、とろっと食べる一杯という感覚です。豆腐が形で残っていることで、軽すぎず食べ応えもあります。

今日は暑くて食欲がなく、自分だけなら簡単に済ませようと思っていました。でも家族のごはんもあるし、自分も何か食べておきたい。そんなところから作った冷製スープでした。

実際に家族と一緒に食べてみると、梅としょうがが効いた冷たいスープは口に運びやすく、自分もしっかり一杯食べられました。

豆腐が入っているので「スープを飲んだだけ」で終わる感じもなく、食欲がない日に求めていた、軽いけれど軽すぎない仕上がりになりました。

家族のごはんを作りながら、自分も無理なく一緒に食べられる。今日はこのスープにしてよかったと思える一杯です。

今日はこれでいいかな、と思える。
そんな日のごはんとして、そっと置いておきます。

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