きらく飯|牛ブロック肉となす、ひよこ豆の赤ワインしょうゆ煮込み
今日は久しぶりのお一人タイム。なので赤ワインを飲みながら、のんびり晩ごはん作り。
グラスに注いだところで、「これ、料理にも少し使おうかな」と思いました。
合わせるのは、ゴロッと切った牛肉となす、ひよこ豆。
赤ワインだけだと少し洋風すぎるので、しょうゆも合わせて、ご飯にも合う味にしてみます。
牛肉がやわらかくなるまでコトコト煮ながら、こっちは残ったワインをひと口。急いで作る日とはちょっと違う、こんな晩ごはんもたまにはいいものです。
今日は、牛ブロック肉となす、ひよこ豆の赤ワインしょうゆ煮込みです。
材料・調味料|ここだけ見ればOK(2人分)
■ 食材(3つ)
- 牛ブロック肉(煮込み用):300g
- なす:2本(約160g)
- ひよこ豆(水煮):100g
■ 調味料
- 赤ワイン:150ml
- 水:150ml
- しょうゆ:大さじ1と1/2
- みりん:大さじ1
- 砂糖:小さじ1
- おろしにんにく:小さじ1
- オリーブオイル:小さじ2
- 粗びき黒こしょう:少々
下準備
- 牛ブロック肉:4cm程度に切り、表面の水分をキッチンペーパーで拭く
- なす:ヘタを取り、大きめの乱切りにする
- ひよこ豆:ザルに上げて水気を切る
牛肉は煮込むと少し縮むので、小さく切りすぎず、ひと口より少し大きめにしておきます。
なすは牛肉と同じタイミングから煮込まず、牛肉がある程度やわらかくなってから加えます。最初から入れてしまうと、牛肉がやわらかくなる頃には形が崩れやすいためです。
作り方
① 鍋にオリーブオイル小さじ2を入れて中火で熱し、牛ブロック肉を並べます。すぐに動かさず、表面に焼き色がついたら向きを変えながら、全体を4〜5分ほど焼きます。
② 赤ワイン150mlを加えます。中火のまま2〜3分ほど煮立たせ、アルコールの強い香りを飛ばします。
③ 水150ml、しょうゆ大さじ1と1/2、みりん大さじ1、砂糖小さじ1、おろしにんにく小さじ1を加えます。
④ 煮立ったら表面に浮いたアクを取り、フタを少しずらして弱火にします。煮汁が静かにふつふつする火加減を保ちながら、40分ほど煮込みます。
⑤ 40分ほどたったら牛肉に竹串や箸を刺して確認します。まだしっかり抵抗がある場合は、水分量を確認しながら10〜20分ずつ追加で煮込みます。
⑥ 牛肉がやわらかくなってきたら、なすとひよこ豆を加えて煮汁になじませます。再びフタを少しずらして、弱火で10〜15分ほど煮込みます。
⑦ なすがやわらかくなり、牛肉に箸や竹串がすっと入りやすくなったらフタを外します。煮汁が多い場合は中火にし、3〜5分ほど煮詰めます。
⑧ 煮汁に少しとろみがつき、牛肉、なす、ひよこ豆に絡むくらいになったら火を止めます。粗びき黒こしょうを振って完成です。
- 牛ブロック肉は部位や大きさによって、やわらかくなるまでの時間が大きく変わります。40分は完成時間ではなく、最初にやわらかさを確認する目安です。
- 煮込みには、すね・肩・ネックなどの煮込み向きの牛肉がおすすめです。ステーキ向きの赤身肉などは、長時間煮ても同じ仕上がりにはなりません。
- 煮込んでいる途中で煮汁が少なくなり、鍋底が焦げ付きそうな場合は、水を50mlずつ追加してください。
- 反対に牛肉がやわらかくなっても煮汁が多い場合は、最後にフタを外して煮詰めます。
- なすは牛肉がやわらかくなってから加えることで、煮崩れしすぎるのを防ぎます。
- ひよこ豆は水煮を使用します。乾燥ひよこ豆をそのまま同じ工程で使用することはできません。
- 赤ワインを加えたあとは、アルコールの強い香りが落ち着くまで一度しっかり煮立たせます。
作ってみて分かったこと
牛ブロック肉は「何分煮たか」より、実際に肉のやわらかさを見る方が大事でした。同じくらいの大きさに切っても部位によって差があるので、40分ほどで一度確認し、そこから必要な分だけ追加する方が迷いません。
なすは最初から一緒に煮込まず、牛肉がやわらかくなってから加えるくらいでちょうどよく仕上がりました。大きめに切っておくと、煮汁をたっぷり含みながらも形が残ります。
ひよこ豆は水煮なので、こちらも長く煮る必要はありません。最後になすと一緒に加えると、ほくっとした食感が残り、やわらかい牛肉やなすとは違う食感を楽しめました。
赤ワインを150ml使うとしっかりコクは出ますが、しょうゆを合わせることで洋食だけに寄りません。ご飯と一緒に食べても違和感のない味になりました。
最後に煮汁を少し煮詰めるのも大事でした。さらさらの状態で止めるより、牛肉となすに煮汁がまとわりつくくらいまで煮詰めた方が、赤ワインとしょうゆの味がひとつにまとまります。
栄養の目安(1人分)
● エネルギー
数値:約500kcal/1日の目安:2000kcal(約25%)
働き:体を動かすためのエネルギーになります。暮らし:牛肉とひよこ豆を使った、しっかり食べ応えのある主菜です。
● たんぱく質
数値:約34g/1日の目安:60g(約57%)
働き:筋肉や皮膚など、体をつくる材料になります。暮らし:主に牛肉とひよこ豆から取り入れられます。
● ビタミンB12
数値:約2.0μg/1日の目安:2.4μg(約83%)
働き:赤血球の形成を助けるほか、神経の働きを正常に保つことに関わります。暮らし:主に牛肉から取り入れられます。
● 鉄
数値:約4mg/1人分
働き:赤血球のヘモグロビンをつくる材料となり、体内で酸素を運ぶことに関わります。暮らし:牛肉とひよこ豆の両方から取り入れられます。
※栄養値は日本食品標準成分表を参考にした目安です。
※牛肉は使用する部位や脂身の量によって、エネルギーや栄養値が大きく変わります。
※ひよこ豆やなすの実重量、使用する調味料、煮汁をどの程度食べるかによっても数値は変わります。
代案(追加してもいい食材)
- 玉ねぎを加えると、煮込んだ甘みが加わり、赤ワインしょうゆの味をまろやかにできます。
- しめじやマッシュルームを加えると、きのこのうまみを煮汁に足せます。
- 仕上げにパセリを散らすと、濃い煮込みに香りのアクセントを加えられます。
ひと口食べると、最初に赤ワインのコクがあり、そのあとに牛肉のうまみとしょうゆの味が広がります。
なすは煮汁を吸ってとろっとやわらかく、ひよこ豆はほくっとしています。ゴロッとした牛肉もあるので、3つを一緒に食べてもそれぞれの食感がちゃんと残りました。
赤ワインを飲みながら思いついて、そのまま少し鍋にも入れてみた今日の晩ごはん。
実際に作ってみると、赤ワインだけの煮込みよりも、しょうゆを合わせた方がいつもの食卓には出しやすく、ご飯にもよく合いました。
そして料理に使った赤ワインを飲みながら食べると、これがまたよく合います。急いで作って急いで食べる日もあるけれど、今日は鍋がコトコトしている間も含めて晩ごはんです。
たまにはワインを片手に、ゆっくり作る。そんな日のきらく飯もありでした。
今日はこれでいいかな、と思える。
そんな日のごはんとして、そっと置いておきます。
